【特集】保湿クリームとは?その役割や特徴について

最終更新日 2024年11月9日 by anyway

「保湿クリームの役割について知りたい」
「保湿クリームの種類ってどんなのがあるの?」
「美しいお肌になるためのスキンケアの方法を知りたい」

保湿クリームは肌の表面を覆うことで、水分の蒸発を妨げて肌が乾燥するのを防ぐ役割を持つ基礎化粧品です。
一般的に保湿クリームはクレンジングをして洗顔を行い、化粧水と美容液、乳液をつけて最後に使用します。
水分の蒸発を防ぐ蓋の役割を持つ基礎化粧品ですから、使う順番が大事なポイントになります。

洗顔後は化粧水で水分補給を行うこと

化粧水をつけずに使用してもあまり意味がないので、必ず忘れずに洗顔後は化粧水で水分補給を行うことが大事です。
美容成分は美容液にも含まれていますが、実は保湿クリームにも含まれていることが多いです。
というのも美容成分を組み込みやすいもので、目的に合わせて成分を選択したり組み合わせやすいからです。
肌に蓋をする機能は、乳液との違いを分かりにくくしたり混同される原因となっています。

乳液は洗顔によって失われた油分を補給するのが主な目的

乳液は化粧水のいわば油分バージョンで、洗顔によって失われた油分を補給するのが主な目的です。
水分の蒸発を防ぐ意味では乳液にも効果が期待できますが、乳液はどちらかといえば化粧水で補給した水分の蒸発を防ぐ役割が大きいです。
保湿クリームは化粧水や乳液を含めて、トータルで肌全体に蓋をする役割を担います。
このように、似ているようで少し違う2つですが、いずれも重要でスキンケアになくてはならないのは確かです。

配合成分に違い

役割の他にも配合成分に違いがあって、乳液は油脂性の潤い成分の性質があらわれやすい傾向の配合です。
クリームは乳液よりも油脂性の潤い成分が多めで、それがつけ心地や肌の仕上がりの質感の違いに結びつきます。
性質的に似ている両者は、いずれか1つの使用だけでも保湿効果が得られます。
しかし併用することで両者の違いが不足を補い合う関係となり、相乗的に効果を発揮することになるので、手間が許容できるならどちらも順番に使用するべきです。
では、美容成分が充実するクリームを使えば美容液は不要かといえば、その答えはNOとなります。
美容液は目的別に効果が十分に発揮されるように設計されているので、いくら美容成分が重視されているクリームでも、それだけでは心もとないです。
目的に合わせて美容液を使い、仕上げにクリームで蓋をするのが理想的だといえます。

スキンケアはクレンジングを除いて朝行うこと

これらの基本的なスキンケアは、クレンジングを除いて朝行うのに向いています。
日差しが強い日に外出する時は、更に日焼け止めを加えることをおすすめします。
夜はクレンジングから始まり、洗顔から乳液まで使用してクリームで終わります。
就寝時に日焼け止めは無意味ですし、ただ肌の負担になるだけなので、うっかり間違えて塗ってしまわないように気をつけましょう。
朝のスキンケアと共通する部分が多いので、何も考えずに機械的に1つ1つ基礎化粧品をつけるケアをしていると、こういううっかりミスをしてしまいがちです。
その為、目的を考えながら使う基礎化粧品を手に取ったり、次に何をすべきか段階を念頭に置いて進めていくことが大切です。

朝の保湿クリームはベタつきにくい軽めを選ぶのが正解

朝の保湿クリームは、化粧をしたり日焼け止めを塗ることが前提となるので、ベタつきにくい軽めを選ぶのが正解です。
一方、夜は水分補給をしない時間が続く睡眠に備える必要がありますから、長時間しっかりと肌を蒸発、乾燥から守れるクリームを選びたいところです。
選ぶクリームに迷った場合は、ナイトケア用の夜用クリームの検討がおすすめです。
疲れが顔に出ていたり、シワなど気になる部分が見られる時は、乳液とクリームの工程にアイクリームやパックなどを追加しましょう。
とはいえ、スキンケアはあくまでも基礎が大事ですから、基礎化粧品選びと正しい使い方を身につけることが重要です。

保湿クリーム選びのコツ

保湿クリーム選びは保湿力もそうですが、肌との相性や使い勝手の良さ、そしてベタつきを比較して自分に合ったものを選択するのがベストです。
いくら保湿力が高くても、つけにくくてベタつきが許容範囲を超えるものは論外です。
逆に、少量でも伸びが良くてベタつきにくく、それでいて十分な保湿力が得られるものに出合うのが理想的です。
自分の肌質が分かれば、ある程度は製品を絞り込むことができます。
それからどこにつけるか顔のパーツで絞り込んだり、保湿成分で選ぶ方法もあります。
大雑把に乾燥肌とオイリー肌、それと混合肌で絞り込むことも可能です。

肌質に合わせた選び方は重要

肌が乾燥気味の人は、保湿性が高くてオイルを配合していたり、もっちりとした仕上がりになるものを選びましょう。
オイリー肌の人はサラッとしているタイプが最適で、伸びが良くてベタつきにくいものをおすすめします。
これが逆だと十分な保湿性が得られなかったり、顔がベタベタして不快感しか残らなくなります。
肌質に合わせた選び方は重要ですし、この点が使用感や保湿効果を決定づけるといっても過言ではないです。
保湿性の高い商品には、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどが含まれている傾向です。

まとめ

天然由来成分に拘っている商品はミツロウやスクワラン、シアバターに植物由来のオイルの名前が成分表に記載されているので、しっかりと隅々までチェックして選択しましょう。